次世代医療「遠隔診療」パーフェクトガイド

遠隔診療を導入することで変わる日本の医療

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遠隔診療 » 遠隔診療導入によって実現可能なこととは » 専門医の不足を補うことができる

専門医の不足を補うことができる

専門外の病理診断の際、遠くにいる専門医に協力を仰げる遠隔診療の可能性について解説しています。

医師と医師をつなぐ遠隔医療システム

厚生労働省が2014年に行なった「医師・歯科医師・薬剤師調査」によると、日本で活躍している医師の総数は約31万人。増加傾向にあるものの、診療科目によっては専門医が不足していることが問題となっています。

こうした状況を解決するため、テレパソロジー(遠隔病理診断システム)やテレラジオロジー(遠隔放射線画像診断)などの遠隔医療システムの導入が進んでいます。

例えば、腫瘍の良悪性判定は専門の病理医でなければわからないこともありますし、レントゲン画像を見て気になる部分があったとしても専門外で判断が難しいこともしばしば。

しかし、遠隔医療システムを利用すれば、患部の画像データを提携する専門医に送り、遠隔診断を受けることが可能になります

こうした医師同士で行われる遠隔医療は「D to D」と表記されています。

D to Dの遠隔医療の拡大はまさに専門医不足を補うもので、患者に対しても即座に診断ができるというメリットがあるのです。

遠隔診断により患者の無駄な時間がなくなる

患者側の視点に立って遠隔医療システムを考えてみましょう。ある医療機関が別の専門医と提携している場合、間接的にはなるものの、モニター越しに問診をして遠隔診断を行なうことができます

従来の診療では、どれほど大きな病院だとしても、そこに専門医がいない場合は別の病院や専門施設を紹介してもらい、患者はわざわざ出向かなければなりませんでした。そこでは、何時間も待った末に最初の病院と同じような検査をし、症状について同じことを説明しなければならないこともあります。

遠隔診療ができる体制ができていれば、患者に無駄な労力を使わせずに済むのです。

緊急性を要する病状だとしても、その場で専門医による診断が下せるため、それ以上悪化させることなく回復の方向へ導くことができます。

遠隔診療で受けることが出来る診療メニュー

次に気になるのが、遠隔診療で具体的にどのようなことが出来るかです。遠隔診療は、すでに一部の病院やクリニックなどで導入されています。これらのクリニックでは、どのような診療メニューが掲げられているのでしょうか。

内科などで行われている生活習慣病の診療

医師・患者の双方にとってメリットが大きいといえるのが生活習慣病の管理です。病状の安定した生活習慣病の患者は頻回な通院を必要としないことが多いですが、それでも定期的な通院は必要です。定期的な通院により管理状況などを確認できるからです。

医療機関が遠い、待ち時間が面倒などの理由で通院が途切れると、生活習慣病が悪化することがあります。対面診療に遠隔診療を組み合わせることで、患者に負担をかけず生活習慣病の管理を行えます。

腫瘍内科などで行われているがんの診療

一部の医療機関では、遠隔診療を活用してがんの診療も行っています。例えば、がんで受診中の患者のフォローアップを遠隔診療で行う、緩和ケア治療を遠隔診療で行うなどの利用がなされています。もちろん、遠隔診療だけですべての診療を行えるわけではありませんが、患者にとってはメリットが大きいといえます。

通院を必要としないから、住み慣れた自宅で診察を受けられるから、待ち時間がかからないから、専門医の治療を受けられるからです。いわゆる「D to D」にもつなげやすいはずです。

整形外科の診療

整形外科領域でも遠隔診療は活用されています。例えば、変形性質関節症などの内服治療を遠隔診療で行っているケースや術後のフォローアップを遠隔診療で行っているケース、専門医による腰痛症外来を遠隔診療で受けられるケースなどがあります。

基本的に、医師が許可する方を対象に再診からの利用となっている医療機関が多いですが、外出を必要としないので痛みなどに苦しむ患者にとっては利便性が高いといえます。

精神科・心療内科の診療

遠隔診療と相性が良いといわれているのが精神科・心療内科の診療です。うつ病や強迫性障害、統合失調症などの治療を行っている医療機関があります。また、遠隔診療を利用したカウンセリングを行っている医療機関もあります。精神科・心療内科の受診となると敷居が高いと感じる患者でも、遠隔診療であれば受けてみたいと感じるケースがあるようです。

遠隔診療は、精神科・心療内科の間口を広げる役割や継続治療を促す役割などを果たしています。

ED外来・AGA外来の診察

同じく、遠隔診療と相性が良いといわれているのが、ED外来・AGA外来です。通院に「恥」を伴うので、誰にも会わずに済む遠隔診療は利用しやすいと感じる患者が多いようです。また、身近な医療機関では見つけづらい専門医の治療を受けられる点もメリットです。

アンチエイジング外来の診察

同じことを言えるのが、アンチエイジング外来です。初診のみ対面で行い、問題がない場合はサプリメントの処方などを遠隔診療で行っている医療機関があります。あるいは、シミなどに対するレーザー治療の経過観察を遠隔診療で行っている医療機関などもあります。

検査・健診結果の説明

医療機関の中には、検査・健診結果の説明を遠隔診療で行っているところもあります。患者にとってはわかりにくい検査・健診結果を医師から聞ける点は、医療機関の新たな強みになる可能性があります。さらに、遠隔診療で専門医による医療相談を行っている医療機関もあります。

その他さまざまな診療メニューがある

以上のほか、さまざまな診療メニューが掲げられています。例えば、循環器内科、心臓・血管外科、消化器科、呼吸器内科、アレルギー科、小児科、皮膚科、婦人科、泌尿器科、麻酔科、肛門科などの診療メニューを掲げている医療機関があります。

参考:(PDF)内閣府「遠隔診療の課題と今後の展望」
http://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/juyoukadai/wg_hito/13kai/siryo2-2.pdf

具体的にみると、専門医の治療を受けられる睡眠時無呼吸症候群外来、専門医の治療を受けられるアレルギー外来などが行われています。遠隔診療で様々な診療を受けられる時代になりつつあるといえるでしょう。

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